PAGE TOP

Hot Topics

Hot Topics

PET撮像施設認証のための受審要項を改訂

2018年11月29日
PET核医学委員会・PET撮像法標準化小委員会

日本核医学会では、当該PET施設が指定したPETカメラで指定したPET検査のデータ収集を高い品質で実施できること認証する「PET撮像施設認証」の仕組みを設けて、2015年より運用しています。
認証制度の設立当時はPET装置メーカーごとにクロスキャリブレーションの推奨実施頻度が明確でなかったため、本認証制度では年4回の実施を求めておりました。しかしながら、クロスキャリブレーションが使用者の保守点検項目としてメーカー推奨実施頻度とともに明確に掲示されるようになりました。また、自動投与機やドーズキャリブレーターの使用について新しい情報がありましたので、これらを考慮して「PET撮像施設認証の受審要項」を改訂しました。

自動投与機の仕様変更に伴い、一部のアミロイドPETイメージング剤が自動投与機の対象薬剤となりましたので「アミロイドイメージング剤を用いた脳PET撮像の標準的プロトコール」を改訂し、併せて「18F-FDGとアミロイドイメージング剤を用いた脳PET撮像のためのファントム試験手順書」もマイナー改訂して、それぞれ「第4版(4-1)」と「第4版(4-3)」としました。

改訂後のこれらの文書は分子イメージング戦略会議の文書一覧に掲載されています。

今後、PET撮像施設認証を希望される施設は、改訂後の文章をご一読いただき、監査を受けていただきますようお願い申し上げます。